
ゲーム音楽で買ったのは「ドラクエ」のみ。パチンコ音楽ではこれが初である。
マカロニ・ウエスタン調のアレンジが、聴いていてなんとも心地良い。
秀が簪を回転させる「シュピン」という音、勇次が弦を伸ばす「ギリギリ」という音、
竜の組紐の鈴が「チリリン」と鳴る音、主水が一刀両断する「ドシュッ」という音、が聞こえてきそうだ。
現代に仕事人が実在していて、
もし余が会社帰りに理不尽にも三人の男に拉致され殺害された女性の親だったら、
全財産を処分して仕事を依頼する。
極悪人には裁判は要らない、たとえ死刑でも満足出来ない、
遺族の手で直接犯人に報復することを法的に認めるべきだ、
という余の持論を必殺シリーズは叶えてくれる。
余がサウンド開発をしていた10年程前には、
容量が限られていたのでオリジナル音源の編曲は必須だった。
それが今ではパチンコのようなショボいデバイスでも
PCM音源をそのまま取り込んで使える。
コンピュータ関係のソフト・ハード環境の進歩は凄まじい。
言わずと知れたクラシックギターの名曲。オケ用にもアレンジされている。
曲名は知らなくても、誰でも一度や二度は聴いたことがある曲のはずだ。
最初に聴いたのは忘れもしない。中学生の時のサントリーのブランデーのCMだ。
そのBGMに使われていて一発で魅了された。当時フォークギターに自信を持っていた余は、
この曲は絶対に二人で弾いている、伴奏とメロディ一を別人が弾いていると思っていた。
そんなある日、バンドのメンバーにこの話をしたらある友人が、いやあれは一人だ、
少しなら俺も弾けると言うので、そんな馬鹿な、だったらここでやって見せろと言うと、
Adurに転調以降の冒頭だけではあったが見事に再現してみせて、フォーク畑の
スリー・フィンガー/アルペジオの達人で あっても容易ではないだろう、との話だった。
早速音源と楽譜を入手して見てみると、この曲はトレモロ奏法(同じ弦を3本の指で
等間隔・等音量で極めて快速に弾く)がすべてと言っても過言ではないと分かった。
この奏法をマスターすれば、この曲は9割方完成したと言っても過言ではあるまい。
しかしこれが何回練習しても上手く鳴らず、上手くなるためには
クラシックギターの奏法を学ばねばならないと悟り大学ではギター部に入ったが、
部で一番上手い友人ですらアルハンブラは苦手としていた。
やはり一見簡単なようで実は難しく、トレモロがなかなか綺麗に出ないのだ。
死ぬまでに公衆の面前で弾けるレベルに達したいと思っている。
アルハンブラ宮殿の前でアルハンブラの想い出を弾く、というのが夢だ。
とにかくクラシックギターの曲でこれほど感動した曲は無い。







